猫のベッドで昼寝して

猫のベッドで昼寝して

翻訳の傍ら脚本を書いてます。日常の書き溜め。

ジュークボックスの思い出

家族の体調が悪く、長めに京都に帰省している。

ただ、自分が家にいたところで何か出来るわけでもなく。そして近い存在の人であればあるほど、改まって「体調はどう?」「大丈夫?」と切り出すのがどうも気恥ずかしくて、ただ経過を見守っている。

その人にとって何が最適なのかなあと色々考えた結果、やはり何も出来ることはなく、それならせめてと、なるべくその人の目に付く場所で一日作業するようにしている。

 

そうしていると意外と会話が弾むもので。

昨日はNHKオンデマンドで「作曲家、筒美京平」のドキュメンタリーを見ていたようで、気分が盛り上がったのか「ドライブ行きたい!」と声をかけられ。

夜20時くらいから車を出して、京都の町を適当にぐるぐる回りながら、尾崎紀世彦太田裕美岩崎宏美やジュディオング等の歌謡曲を、車の中でのんびり聴いたりした。

コロナの影響なのか、20時を過ぎると京都の町は真っ暗で。

 

人気の無い京都の町を運転しながら聴く、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」はなかなか良いものだった。

筒美京平の曲は、イントロからサビまで本当に耳によく残る。

 

私は平成生まれで、音楽と言えばCDを借りてきて好きな曲をMDに入れ、【通学自転車用リスト】とか【サビがカッコいい曲リスト】という風に、アーティストもジャンルもバラバラに編集して聴いていた。

ビートルズホルストモー娘。が同じMDに入ってることもあったり。笑

 

車が同志社大学の近くを過ぎ、ある介護施設の前を通った際「ここは昔、ジュークボックス喫茶になっていて、よく学校帰りに寄ったんやでー」と当時の思い出をいろいろ聞かせてくれた。

ジュークボックスって、私の中ではバック・トゥ・ザ・フューチャーでコイン入れて流すアレっていうイメージが強く。笑

てっきり海外で主流のものだと思っていたのだけど、意外と日本でも流行ってたんだなと。

 

当時気になっている女性をデートに誘い、それとなく彼女の好きな曲を事前に聞き出しておいて、その子がトイレへ行ってる間にコインを入れておいて、曲をプレゼントしたりしたらしい。笑 何その淡いエピソード。

曲をプレゼントっていう感覚、素敵なんだよなー。

 

ジュークボックスって曲が流れるまでが結構手間で、時間がかかるそうで。

でもそのじれったい時間がある事で、選んだ曲がボックスから流れ出す瞬間はテンションが上がるんだそう。ジュークボックスから流れる音楽を聴きながら、お酒を飲むって、想像しただけで最高そうだな…。

 

でも確かに、自分が汗水流して選曲・編集した曲がMDから流れ出した瞬間は「きたきたー!」と気分が良かったかもしれない。今は聴きたい曲があればスマホで一発だけど。

昔には昔ならではの楽しみ方があったんだろうなあ。

 

音楽はやっぱり凄い。漠然とした不安も、深刻な気持ちも、一瞬で「まあなるようになるか!」っていう気分にさせてくれる。

早く体調が良くなりますように。

 

なんかまとまり無い話になってしまった。

そんなところで!

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